一歩を越える勇気
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販売価格:¥ 1,365(税込み) [ 定価:¥ 1,365(税込み) ] マーケットプレイス:¥ 863~(税込) 発売日2009-12-16 ASIN:476319979X Book Amazonで詳細を見る 発売元:サンマーク出版 売り上げランキング:794 発送時期:在庫あり。 |
彼の活動に関して感じることを参考までに以下に記します。
彼が努力の末にやりたいことを達成し、その結果沢山の方たちが感動し、人生に希望を持つことはすばらしいことだと思います。
しかし彼は嘘をついています。そこが残念です。
”無酸素”
彼の目指した山のなかで酸素を使う人がいるのはエベレストだけです。
ほかの山々で酸素を使う人はいません。一人もいません。
私は北米最高峰のマッキンリー(別名デナリ・6194m)に登ったことがありますが、酸素ボンベを背負って歩いている人は一人もいませんでした。
酸素ボンベを背負っていたら笑われるでしょう。
8000m以下の山で酸素を使うなど噴飯ものだということは、登山を少しかじっている方なら分かると思います。
エベレストですら本当の登山家(ガイドツアーの参加者などのアマチュア以外の人々)は酸素を使用しません。
酸素を使って登っても登山史的な価値はまったく無いからです(個人的な価値は別の問題です)。
しかも彼が登ることは一生できないであろう、遥かに困難な岩壁から”無酸素”でエベレストに登った人も何人かいます。
”単独”
登山の世界で”単独”というのは麓(ベースキャンプ)から山頂まで全て一人の力だけで登ることを意味します。
全て一人の力で、ということは無線で他者の指示を仰ぐことも無し、他人の設置したロープを掴むことも無し、もちろん山頂に到達する日以外も全行程、一人で荷物を運ぶのです。
そのようにして(しかもより困難な岩壁から)登った数少ない日本人に山野井泰史さんがいます。
彼は一般社会では無名ですが、登山界では国際的に非常に著名な登山家です。
山野井さんはこんな逸話を残しています。
単独行の下山中、他の登山隊のテントの前を通りかかり、激励がてらお茶をすすめられた時にこう聞いたそうです。
「このお茶飲んでも単独になるかな?」
つまり、他人の用意したお茶を飲むことで他人の手を借りたことになりはしないか心配したのです。
ソロクライマー(単独登山家)が”単独”ということをどれほどシビアに捉えているかお分かりいただけるでしょうか?
すなわち、本書の著者栗城さんは残念ながら”単独”登頂していないし、無酸素と敢えて言うような山にもほとんど登っていないのです。
参考までに山野井さんの著書を以下に付しておきます。ぜひ一読されることをお勧めします。
垂直の記憶―岩と雪の7章
私は彼の努力を認めます。山好きな人間の一人としてたいしたものだとは思います。
しかし間違った表現を使って一般の方々の認識を都合のいいように捻じ曲げてしまうのは賛成できません。
日本にも彼より遥かに困難な登山を実践している無名の登山家が大勢います。
謙虚に、嘘をつかず、困難に挑戦するそれらの人たちを侮辱するような表現は控えてほしかった。
そういったことを踏まえた上で読んでいただけたらと感じました。
あまりにもレビューがよいので読んでみました。薄いです,内容が。やはりこの世代ではこの程度なのかと思います。植村直己さんの偉業と比べてしまってはいけないのでしょうが,軽すぎます。1時間あれば読めてしまうお手軽感動本ということで星は3つですね。繰り返し読む程の深みはありません。
この本に出会えてから半年以上になりますが 何度も読み返しています。そのたびに感動するし、新鮮な気持ちで読めます。著者の飾らない言葉や 表現は わかりやすいし素直に心に響きます
登山を知らない人でも 一緒に共有できますよ。勇気とパワーを貰える本です。私は友達へのプレゼントは この本に決めています☆超オススメ出来ます☆是非‼
強く思っていれば実現するという稲盛さんの言葉通りのことが描かれています。私もいろいろやっている資格試験がんばります(ショボイ夢ですけど)。とりあえず宅建と工業英検4級に向けて勉強します。
本文では、”「山」の世界は普通は見ることが出来ず、理解してもらうことは難しい。
<中略>その場の空気感などは、やはり現場に行かないと分かりずらい。”と書かれている。
本書自体も、実際に読んで見なければ、この素晴らしさは分からないだろうなぁ、というのが正直な感想。
そこには、極限状態を体験した者でなければ表現出来ないだろう、と思う文章が綴られている。
私自身が、ここに書かれていることは事実だと証明することは出来ないが、信じるに足る真実だと思った。
本書は文章のみならず、シナリオ構成も素晴らしい。
単純な時系列通りの構成ではなく、1章で最初のピークを持ってきて、2章で過去に遡り回想する。
そして3章ではまた。。。とにかく、読み手を飽きさせない。
著者は一時期脚本家を夢見ていたそうだが、シナリオライターとしても非凡なものを感じさせる。
文章もどこまでも素直で、読んでる間中、心がうたれ続けた。
そして読んだ後は、無限とも言える世界観を感じることが出来た。
本当に著者に、ありがとう、と言いたい。
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